夏休みもそろそろ終わりですね。
みなさんの夏休みはいかがでしたか?
山も川も森も人でいっぱい。
その代わり、都内が少しだけすいていました。
この機会を逃すわけにはいかない!
ということで、渋谷のヒカリエ8階のイベントブースで開催されていた企画展に行ってきました。
これからの暮らし方。
offgrid-life
どちらもよく耳にする言葉ですが、よく考えてみると新鮮で斬新な言葉。
住む地域も仕事も違う3名がキュレーターとなって47都道府県から一人づつ選んでの展示でした。
食べ物を作る人。
住まいをつくる人。
集う場所を作る人。
それぞれのカテゴリーで分かれてはいるものの、みなさん目指すところは同じで
これからの未来を見据えて、それぞれの事業に取り組んでいる方々を取り上げていました。
漁を続けていきたい。
海で泳ぎ続けるマグロを増やしたい。
その想いで長崎で活動されている漁師さん。
森を救うために、働き手を確保するところから考えないとだめだ。
森を持っている方に対しての呼び掛けてもしながら、若い人たちも木こりとして受け入れている地区。
紡いだ時に落ちてしまった、落ち綿を使用して紡いだ糸。
そしてそれを使用して作った靴下。
暮らしていく中で、守りたい、変えていきたい、もったいない。
そう思えば救出できるモノやコトはたくさんあるのだと、改めて感じました。
それが目に入ってくるか、こないかの違いで、こうして良くなるものとならないものがあると
感じています。
こうしていこう!と呼びかけた時に、素直に受け取り行動に移せる人が増えてくれば、自然といい方向
に向かうのではないでしょうか。
仕事でもあり、活動でもある。
これから続く未来を考え、少しでもよくしよう、少しでも考えて次世代へつなごう
そう考えると浮かび上がってくることがたくさんあるのだと感じました。
環境を考えること。
自然を考えること。
街に人を呼び、活性化させること。
伝統をつなぐこと。
技術をつなぐこと。
それぞれが、ただかっこいい、素敵、はやりすたりではなく
これからの暮らしを考え、小さな個でも力を合わせて頑張ろう。
そう伝えようとしている展示でした。
夏が終わってもしばらくは続くようですので、機会があればぜひ足を運んでみて下さい。