毎日暑いですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
こんな暑い日ですが、さらに暑くするべく、青山でかまど炊きご飯のイベントを開催いたしました。
か・ま・ど・で・ご・は・ん・・・?
そう。かまどです。
お米は田んぼで収穫される時に既に白くつやつやしているわけではないのです。
もみ殻と呼ばれる殻をかぶっています。
そのもみ殻を燃料にしているかまどです。
昔、お米が有名な地域では、これを田んぼに持っていきその場で脱穀し(収穫した米からもみ殻を取ること)、出たもみ殻を使いこのもみ殻かまどを使って米を炊いていたと言っていました。
そんなどこにでも持っていける便利なかまどで、かまどご飯です。
もみ殻をたっぷり入れて、マッチで火をつけます。
こちらは代表者に火をつけてもらいました。
マッチを擦って火をつけるなんて、今の日常にはありません。
久しぶりだな~理科の実験依頼じゃない??なんて声も飛び交いました。
あとはゆっくり待つだけ。
と言っても、炊飯器のように50分かかるわけではありません。
「火にかけているのは大体20分くらいです。あとは火からおろします。」
え~?
本当にちゃんと炊けているの??
お米に芯が残っていたり、おかゆみたいになっていたりしませんか?
大丈夫です。
信じてください!
ということで20分。
湯気が出てきました。匂いもいい匂い!
さて、火から降ろして20分待ちます。
この間にお米は落ち着きを取り戻し、安定し、ちょうどいい硬さのご飯になっていくのです。
炊き上がり、蓋を開けると拍手が!
みんなで見守ってきたご飯。
感動もうなずけます。
今回ご用意させていただいたのは、アロハファームさんが漬けてくださった梅漬け、お味噌、手作りおかか、そして
平飼い卵です。
どれも白米に会うモノばかり!
みんなでかまどで炊いたご飯。
味の濃いおかずではなく、ご飯をより美味しく味わうためのおかずで堪能してみましょう。
こちらもアロハファームさんの畑で取れたお野菜中心のおかずです。
全部野菜ですが、どれもおいしい!
野菜のそのままの味を知ってもらいたい。
そう思い、最低限の調味料のみで仕上げた野菜は、白いご飯にぴったりでした。
お野菜、お米、味噌、醤油、全てをそろえてくださった、アロハファームの長久保さん。
そしてかまど番長を担当してくれた、アトリエデフの大井社長。
食後はお二人のお話に耳を傾け、みなさん熱心に話を聞いていました。
都会の暮らしに忙しく、日々流れるように暮らしているみなさまにとって
たまにはこうしてシンプルなもので、シンプルな暮らしを。
と言う話は新鮮で、興味深いもののようでした。
那須高原に遊びに行きたいです!
八ヶ岳にも行ってゆっくりしたいです!
お話の後にはそのような会話が飛び交っていました。
毎日かまどでご飯を炊いて、野菜をかじるのは難しいけれど、
たまには立ち止まって、文明の利器に頼るだけの生活を手放し、ワクワクのつまった体験をしてみるのは
いかがでしょうか?
青山ファーマーズマーケットでのイベントはまだまだ続くようです。